標準設定の初期画面レイアウト
Blenderの画面は、様々な領域に分かれています。 ここでは、標準設定の初期画面レイアウトを紹介します。
上図のようにBlenderの画面には上部と下部にバーがあり、それぞれトップバー・ステータスバーと呼ばれます。 それ以外の領域は『エリア』と呼ばれ、標準設定の初期画面レイアウトではエリアは4つに分割されています。
エリアは "エディタ" を表示するための領域です。 Blenderには様々な種類のエディタが用意されており、標準設定の初期画面レイアウトでは、3D Viewport、Timeline、Outliner、Propertiesの4つのエディタが表示されます。
上図は見やすいようにトップバー・ステータスバーおよび4つのエリアを薄く着色したものです。 では、それぞれについてもう少し詳しく見てみましょう。
トップバー
画面上部のトップバーには、ファイルを開く、ファイルへ保存する、Blenderを終了するといった基本的な操作を行うためのプルダウンメニューがあります。
また、プルダウンメニューの右には、ワークスペースを切り替えるためのタブ群があります。 さらにその右には、シーンとビューレイヤを操作するための項目群があります。
3D Viewport
画面の大部分を占めているのが3D Viewportです。 3D Viewportは仮想的な3次元の世界を表示・編集するためのエディタです。 メッシュを形作るためのモデリング作業は、この3D Viewportで行います。
3D Viewportには、モデリングを行うために必要となるプルダウンメニューやボタン・アイコンなども表示されます。
Outliner
3D Viewportの右の上段にはOutlinerがあります。 Outlinerは、Blenderで扱う様々な要素を階層表示するためのエディタです。 メッシュやライト、カメラなどが階層的に表示されます。
どんなオブジェクトが存在しているのかを確認することができ、親子関係がどうなっているかもわかります。 また、オブジェクトを選択するために使用することもできます。
Properties
Outlinerの下にはPropertiesがあります。 Propertiesは、Blenderで扱う様々な要素のプロパティ(属性)を設定するためのエディタです。
多くのボタンや入力項目が並んでおり、メッシュの色を変更したり、カメラの画角を変更したりすることができます。 ボタンや入力項目はパネルで分類されています。













