エディタ内のカスタマイズ
エディタ内のカスタマイズ
エディタ内にあるヘッダやツールバー・サイドバーおよびプルダウンメニューやパネルなどの要素は、以下のように柔軟にカスタマイズすることができます。
ヘッダの格納と引き出し
各種エディタにあるヘッダは、いつでも格納して非表示にすることができます。 また、必要になったらいつでも引き出して再表示させることができます。
では、3D Viewportのヘッダを格納して非表示にしてみましょう。
上図のように3D Viewportのヘッダをマウスの右ボタン(
)でクリックし、表示されるメニューの"Show Header"のチェックを外します。
上図のようにヘッダが格納されます。 また、3D Viewportのエリアの境界の内側(上)にツマミが出現しています。
では次に、格納したヘッダを引き出して再表示してみましょう。
上図のようにエリアの境界の内側(上)のツマミをマウスの左ボタン(
)でクリックします。
上図のようにヘッダが引き出されます。
)でドラッグすることでもヘッダを引き出すことができます。
ヘッダの配置場所の入れ替え
ヘッダはエディタの上部または下部に配置されますが、任意に上下を移動させることができます。
試しに3D Viewportのヘッダを下部に移動してみましょう。
上図のようにヘッダをマウスの右ボタン()でクリックし、表示されるメニューの"Flip to Bottom"を実行します。
上図のようにヘッダがエディタの下部へ移動します。
ツールバーの格納と引き出し
一部のエディタには、左側にツールバーがあります。 ツールバーはいつでも格納して非表示にすることができます。 また、必要になったらいつでも引き出して再表示させることができます。
では、3D Viewportのツールバーを格納して非表示にしてみましょう。
上図のようにツールバーの境界にマウスカーソルを乗せます。
マウスカーソルがドラッグカーソル(
)に変わります。
マウスカーソルをツールバーの境界に乗せたまま、マウスの左ボタン()でドラッグしてツールバーの境界を端へ押し込みます。
上図のようにツールバーの境界をドラッグします。 赤色の矢印はドラッグの動きを表しています。
上図のようにツールバーが格納されます。 また、3D Viewportのエリアの境界の内側(左)にツマミが出現しています。
では、格納したツールバーを引き出して再表示してみましょう。
上図のようにエリアの境界の内側(左)のツマミをマウスの左ボタン()でクリックします。
上図のようにツールバーが引き出されます。
)でドラッグすることでもツールバーを引き出すことができます。
では次に、ツールバーをもっと引き出してみましょう。
上図のようにツールバーの境界にマウスカーソルを乗せます。
マウスカーソルがドラッグカーソル()に変わります。
マウスカーソルをツールバーの境界に乗せたまま、マウスの左ボタン()でドラッグしてツールバーを広げます。
上図のようにツールバーの境界をドラッグします。 赤色の矢印はドラッグの動きを表しています。
上図のようにツールバーが広がります。 アイコンに加えてテキストも表示されるようになりました。
サイドバーの格納と引き出し
一部のエディタには、右側にサイドバーが隠れています。 サイドバーは、いつでも引き出して表示させることができます。 また、不要になったらいつでも格納して非表示にすることができます。
では、3D Viewportのサイドバーを引き出してみましょう(手順はツールバーの場合と同じですが説明しておきます)。
上図のようにエリアの境界の内側(右)のツマミをマウスの左ボタン()でクリックします。
上図のようにサイドバーが引き出されます。
)でドラッグすることでもツールバーを引き出すことができます。
では、せっかく引き出したサイドバーですが、格納して非表示にしてみましょう。
上図のようにサイドバーの境界にマウスカーソルを乗せます。
マウスカーソルがドラッグカーソル()に変わります。
マウスカーソルをサイドバーの境界に乗せたまま、マウスの左ボタン()でドラッグしてサイドバーの境界を端へ押し込みます。
上図のようにサイドバーの境界をドラッグします。 赤色の矢印はドラッグの動きを表しています。
上図のようにサイドバーが格納されます。 また、格納されたサイドバーがツマミに戻っています。
プルダウンメニューの折りたたみ(アイコン化)
プルダウンメニューは、折りたたんでアイコン化することができます。 折りたたみ後は、アイコンをクリックすることでプルダウンメニューが表示されるようになります。
では、3D Viewportのプルダウンメニューを折りたたんでみましょう。
上図のようにヘッダをマウスの右ボタン()でクリックし、表示されるメニューの"Show Menus"のチェックを外します。
上図のようにプルダウンメニューがアイコン化されます。
では、アイコンをマウスの左ボタン()でクリックしてみましょう。
上図のようにアイコンをマウスの左ボタン()でクリックすることでプルダウンメニューが表示されます。
パネルの折りたたみと展開
エディタの中にはパネルを持つものがあります。 パネルは表示切り替えボタンで折りたたむことができます。
折りたたまれたパネルはパネル名称のみが表示され、詳細項目は表示されなくなります。 再度、表示切り替えボタンを押すことでパネルが展開され詳細項目が再表示されます。
パネルの配置方向の切り替え
Blender 2.7系までは、パネルの配置方向の垂直・水平を切り替えることができましたが、Blender 2.8系からは廃止されたようです。
パネルの移動
パネルの隅にはツマミ(正式名称:グリップウィジェット)があります。
このツマミをマウスの左ボタン()でドラッグすることで、パネルを移動させることができます。
なお、パネルをエリア外へ移動することはできません。 エリア内で他のパネルとの位置を入れ替えることしかできません。
まとめ
エディタ内のヘッダ・ツールバー・サイドバーは、端に押し込んで格納することができます。 格納されたヘッダ・ツールバー・サイドバーは、ツマミのクリックまたはドラッグで引き出すことができます。
| 操作/コマンド | 説明 |
|---|---|
|
(ヘッダの上で) マウスの右ボタン( )-> "Show Header" |
ヘッダを格納する/引き出す ※ツマミのクリックでも引き出せる ※ツマミのドラッグでも引き出せる |
|
(ツールバーの境界の上で) マウスの左ボタン( )のドラッグ
|
ツールバーを格納する/広げる ※端に押し込むことで格納できる ※ツマミのクリックでも引き出せる ※ツマミのドラッグでも引き出せる |
| T |
ツールバーを格納する/引き出す ※ツマミのクリックでも引き出せる ※ツマミのドラッグでも引き出せる |
|
(サイドバーの境界の上で) マウスの左ボタン( )のドラッグ
|
サイドバーを格納する/広げる ※端に押し込むことで格納できる ※ツマミのクリックでも引き出せる ※ツマミのドラッグでも引き出せる |
| N |
サイドバーを格納する/引き出す ※ツマミのクリックでも引き出せる ※ツマミのドラッグでも引き出せる |
ヘッダは、エディタの上部または下部に配置されますが、任意に上下を移動させることができます。
| 操作/コマンド | 説明 |
|---|---|
|
(ヘッダの上で) マウスの右ボタン( )-> "Flip to Top" |
ヘッダをエディタの上部へ移動する |
|
(ヘッダの上で) マウスの右ボタン( )-> "Flip to Bottom" |
ヘッダをエディタの下部へ移動する |
プルダウンメニューは、折りたたんでアイコン化することができます。 折りたたみ後は、アイコンをクリックするとプルダウンメニューが表示されるようになります。
| 操作/コマンド | 説明 |
|---|---|
|
(ヘッダの上で) マウスの右ボタン( )-> "Show Menus" |
プルダウンメニューを折りたたむ/展開する |
パネルは、表示切り替えボタンで詳細項目の表示と非表示を交互に切り替えることができます。 また、パネルは隅にあるツマミで移動させることができます。